第20回C.G.Cサッカー大会が平成26年6月8日(日)に開催されました
【主催】兵庫県児童養護連絡協議会 【後援】兵庫県
【助成】NHK歳末助け合い義援金 九州歯科大学同窓会兵庫支部 関西学院大学体育会サッカー部
【開催会場】神戸レディースフットボールセンター
【参加施設】尼崎学園 、淡路学園、アメニティーホーム光都学園 、子供の家・いながわ子供の家、
児童ホーム東光園 、清水が丘学園 、信和学園 、聖智学園 、泉心学園 、
善照学園(2チーム)、播磨同仁学院 、広畑学園、二葉園 、立正学園、若草寮・睦の家
計16チーム
【開会式の様子】
【選手宣誓】 前年度優勝 播磨同仁学院
【予選試合の様子】
【予選表】 16チームが4リーグに分かれて 決勝トーナメントにあがることを目指して予選リーグを戦い抜きました
【交流】 子どもたちと関西学園大学サッカー部の皆さん
子どもたちは関西学院大学サッカー部の皆さんに相手をしていただき、少しでも上手になりたいと交流時間を楽しく過ごさせていただきました。
【交流試合】 職員 vs 関西学院大学サッカー部
施設職員、県の職員も子どもたちが見ている手前もあり、懸命にボールを追いかけました。怪我のないように・・ということだけが心配でした。
【決勝トーナメント表】各リーグの1、2位が決勝トーナメントへと進みました
【決戦選の様子】 播磨同仁学院 vs 立正学園
【閉会式】
【優勝】 播磨同仁学院
大会1週間前、これまで三連覇してきたという慢心から、六年生のまとまりがかけていたところへ、立正学園さんからの練習試合のオファーが入りました。結果、最初から最後までチームワークが悪く、二試合とも負けてしまいました。キャプテンのY.F君は「自分のせいで負けた・・・」と泣き崩れ、この後の1週間で立ち直れるのだろうか・・・と心配になるほどでした。
大会当日、K.H君の元気な選手宣誓で幕を開けました。先日の教訓から六年生がまとまりを見せ、チームを引っ張っる姿が見られました。予選から快勝を重ね、皆自信を取り戻したようで、一週間前には泣き崩れていたY.F君も「道を切り開くのは自信と勇気」と昔観たドラマのフレーズを口にだし、練習試合の時とは別人のようでした。決勝トーナメントに入ってからも勢いは止まらず、最高の形で立正学園さんとの決勝戦を戦うことになりました。結果は6-0と快勝。雪辱を果たした子どもたちの表情はとても晴れやかでした。
この大会を通して、心の持ち方一つで子どもはここまで買われるのだということを学びました。今後の支援に生かしたいと思います。
最後に今大会を迎えるに当たり、たくさんの方々のご協力、ご支援をいただけましたことに感謝いたします。
【準優勝】立正学園
5、6年生主体のチームで個が強くチームとしては なかなかまとまることができませんでした。数少ない練習の中で、お互いの気持ちを言葉にし、同じ目標を目指すように全体で努力しました。その結果、立正学園では5年ぶりの準優勝を掴み取ることができたのだと思います。この経験を子どもたちと共有し、日常生活に活かしていきたいと思います。
【第3位】二葉園
今年こそは優勝するぞとR君がキャプテンを率先してやり、練習には玄関で皆を整列させてグランドまで連れて行ってくれました。そんな子どもたちの思いが届かず、雨が降って練習ができなかったり、運動会の練習があり体力的につらい日々が続いていました。しかし、中高生の男の子が練習に参加してアドバイスをしてくれたり、大会の日にも荷物運び、応援と選手の皆と一緒に頑張ってくれました。予選から主力メンバーが足を痛めポジションの変更もありましたが、自分の今出来る精一杯のことをして3位を勝ち取ることができました。
優勝チームに実力ではかないませんでしたが、中高生のお兄さんたちから得られるものがたくさんあったと思います。来年の子どもたちの成長を楽しみにしています。