第56回兵庫県下児童福祉施設入所児童ソフトボール大会開催報告

平成26年11月16日(日) 姫路市立網干南公園野球場にてソフトボール大会が開催されました。

【主催】 兵庫県児童養護連絡協議会   【共催】 神戸市児童養護施設連盟

【後援】 神戸新聞厚生事業団

【開催日】 平成26年11月16日(日) 9:00~

【場所】 姫路市立網干南公園野球場

【参加施設】 淡路学園、 いながわ子供の家、 子供の家、 光都学園、 信和学園、 泉心学園、   

      東光園、 天王谷学園、 播磨同仁学院、 広畑学園、 二葉園、 立正学園、 計12施設

【開会式】

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【試合風景】

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【優勝】 二葉園

  昨年の優勝に引き続き、今年も優勝を目指し、子どもたちと二人三脚で日々の練習、ミーティングを行い、気持ちを一つにし大会に挑みました。結果はみんなの気持ちが形となり、優勝をすることができました。今年のチームは励まし合う良い雰囲気を持っていました。プレーをするメンバーだけでなく、それを応援するメンバーも一生懸命で、まさにチーム一丸でした。それが大会でも良く出ていて、勝利につながったと思います。今後もこのチームワークをスポーツの場面だけでなく、日常場面でも活かしてほしいと思いました。

 

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【準優勝】 播磨同仁学院

 前年度準優勝ということで、今年こそ優勝旗の奪還を目指して練習してきましたが、あと少しのところで力及ばず今年も準優勝という結果に終わりました。

 今年のチームは個々の力はあるものの、チームとしてのまとまりに欠けており、練習の時から「チームワーク」とは何か?どんなチームが強いのか?ということを話てきました。それでも練習中は勝手なことをしたり、言ったりすることが多く、職員にとっては大きな不安を抱えたまま大会の日をむかえることになりました。しかし、いざ試合になると子どもたちは大きな声をだし、チームとしてまとまりを見せ、良いプレーが出ると共に喜び、他の子の失敗を責めることがないよう努めていました。ソフトボールは9人でするスポーツならでは「喜ぶ気持ちは9倍になり、失敗した時の気持ちは1/9にすることができる」を心に留め試合にのぞみました。途中気持ちが崩れそうになった場面もありましたが、最後は踏ん張りを見せました。この大会での経験が子どもたちをさらに大きくし、さらにチームワークを磨き、来年こそは優勝してくれることを職員一同願っております。

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【3位】泉心学園

 ここ数年スポーツ大会で入賞することが増え、努力すれば結果はついてくると子どもたちも職員も自信がついてきました。しかし、ソフトボール大会ではここ数年入賞したことがありませんでした。サッカー大会では結果がででずに、終わってから一週間ほどしてから六年生の子が「ソフトボールの練習はいつからするん?早くしたい」と言いに来ました。その言葉が嬉しく、七月から練習を始めました。キャッチボールからのスタートでしたが、全員がキャッチボールをできるようになり、ある子は「体重を3kg増やす」と言って、ご飯をいっぱい食べたりもしました。

 試合当日「結果を求めるのではなく、自分が出来ることを精一杯やろう」と子どもたちに伝え、試合に挑みました。決勝トーナメントでは播磨同仁学院と対戦。2点先取しましたが逆転されてしましました。負けて悔しさから泣く子もいました。けれど三位と結果を出せたことは大きな自信になりました。子どもたちも「努力すれば結果はついてくる」と自信につながる大会でした。

 子どもたちの気持ちは来年に向かっています。

 

 

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【3位】立正学園

 昨年に引き続き、3位に入賞することができました。大会までの期間、思ったように練習ができず苦しんだこともありましたが、本番では全員で力を合わせて最後まで諦めることなく頑張ることができたのではないかと思います。来年は更に上を目指していけるようチームワークを深め、「最後まで諦めず、全力で戦う!」を目標に頑張っていくたいと思います。 

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posted on: 2015年03月04日