令和元年11月12日、兵庫県福祉センターにて県下の児童養護施設・乳児院・児童家庭支援センターが集まり里親支援部会 拡大会議を行いました。
「里親委託のケースワーク」というテーマで、講師として家庭養護促進協会 米沢普子氏と姫路こども家庭センター 荻野 勝巳所長を
お迎えし、両機関のケースワークを学びました。
里親支援の仕事は幅広く、里親のリクルートから始まり、里親子・実親・親族に対する支援や委託後のケアから離れた若者の自立支援など
その過程についてお話をして頂きました。また法令、新制度などについても学びを深めました。
午後からはグループに分かれて意見交換会を行い、関係機関が“ざっくばらん”に話し合い情報共有しました。
<参加者の感想>
・長く里親委託に関わってこられたからこその話をたくさん聞け、とても学びになりました。
・実体験を経てのケースワーク談を、具体的にお伺いすることができたり海外の里親支援について教えて頂きより理解が深まりました。
・里親支援機関として自分達に何が出来るのかアピールすることが大切と言われたことが印象的でした。
・委託までのプロセスを知ると共に養育者としての気付きもあり勉強になりました。
・児相と施設、里親の協働について、それぞれの役割について明確にしていく必要性を感じました。
・各施設での現状、取り組みを知り、それぞれの立場からの意見交換会が出来て、有意義でした。
・お互いの悩みを共有することが出来て、良い機会となりました。
子どもにとって、最善の利益とは何か。里親支援についてもっと理解を深めていく必要があると感じた会議となりました。